【投資失敗談】銘柄選定編〜初心者part〜

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今日も失敗談について書きます。
曲がりなりにも8年くらい投資をやってきましたので、失敗経験もそれなりに豊富にあります。「なんだこいつ、バカなのか」と思われる失敗事例もありますが、包み隠さず全てお伝えしようと思います。

昨日の続きです。なぜ書こうと思ったのか、何を伝えたいかは昨日のマインド編に詳しく書いていますので是非ご覧ください。今日は銘柄選定編です。銘柄選びをミスって大損しまくってきましたので、いくつか例を紹介できればと思います。

検証をせずに投資をする

テレビで紹介された企業や、投資界隈で有名な人がオススメした銘柄など話題になっている企業に投資をしてしまったことが何度かあります。

・どういう事業をやっているのか
・各事業の競合はどこか
・各事業の競合優位性は何か、成長率はどれくらいか
・財務状況は….

など本来考えるべきことがいくつもあるにも関わらず、話題の企業の1つの側面のみを見て投資判断をしてしまっていました。

例)
コロナの影響でECやクレカが伸びる!楽天を買おう!

Twitterで有名な人がこんなことを言っていたら、なんか正しそうだし買おうかなと思ってしまう人もいます。しかし、蓋を開けてみれば直近の決算は赤字転落でしたね。これは事業の一つ「携帯事業」で費用が嵩んだためです。楽天の事業ポートフォリオを理解していれば回避できた損失です。


人は良いところばかりに目が向く傾向があります。そして一度良いと思い購入すると正常性バイアスやサンクコストの罠にはまり、認識を改めることが非常に難しくなります。

これの回避策は飛びつくことをやめることです。具体的には自分で投資前に確認すべき項目を用意しておくことです。私の場合は「売上成長率」や「市場規模」「過去のEPS推移」などいくつかチェックする項目を用意しています。それらが分からない状態では投資をしません。

良さそうな情報が流れてきても一度落ち着いて、本当に良いのかを様々な角度から検証するようにします。検証に数日かかっても問題ありません。それで買うタイミングを逃しても問題ありません。

検証をして自分で判断をする。このプロセスにこそ価値があります。

飛びついて購入した場合、上がるか下がるかはギャンブルです。下がったら資金を失うだけで得るものは何もないです。

業績予測が難しい銘柄に投資をする

専門性が高すぎる業界や、売上予測が難しい業界というものが存在します。その業界の素人にとっては売上予測が非常に難しく運用成績が安定しません。私の場合はバイオとゲーム業界に詳しく無いにも関わらず、その業界の銘柄を買ってしまっていました。

バイオ業界は、一つの有効な薬が完成するかどうかで株価が大きく変化します。私は製薬の知識がないので、その薬が完成するのかなんて全く予想ができませんでした。それにも関わらず話題のバイオ銘柄に手を出していました。

ゲーム業界も予測が難しいです。ゲーム業界は、優良なIPでゲーム開発をすると発表したり、アプリのセールスランキング上位をとるなどすれば株価が上がる傾向にあります。前者はインサイダー情報なので当然知り得ません。予測も不能です。後者についても結局ゲームが面白いのか、課金バランスが良いのか、広告が上手で集客が順調にいくのかなど、どの要素も全く予想できません。つまり将来のセールスランキングは予測不可能です。

この2つの業界に投資をした結果、手痛い損失を被りました。
今まで何度も言っていますが事業成長こそ正義です。その事業成長が読めない以上、株価が上がるかも読めないと考えています。私はそれ以降、バイオとゲーム業界には一切手を出さない、かつ投資前にはその企業が何をやっていて、本当に将来売り上げがあがるのかをしっかり検証するようにしています。

バリュー銘柄に投資をする

これは賛否両論あると思いますが、あくまでも私の意見として書かせてください。決して他人の投資スタイルを否定する訳ではないです。しかし、私の経験上、バリュー銘柄に投資判断をしてパフォーマンスに繋がりませんでした。また、その原因についても一定の納得感がありますので紹介します。

バリュー投資と言えばバフェットさんが得意とする投資方法です。本来の価値より割安な銘柄を見つけて投資、正常な株価まで株価が戻れば利確をするという手法です。

私もバフェットさんに憧れてバリュー投資をしました。しかし尽く利益が出ない、損失が出る、もしくは利益が出ても市場平均のリターンより圧倒的に低いパフォーマンスでした。

その理由は現代では情報が可視化されていることです。昔は情報が可視化されていなかったので、いち早く割安株を見つけられれば利益を得ることができました。要はスピード勝負です。

しかし、現在はインターネットによって殆どの情報はオープンにされています。誰でも情報にアクセスできるので皆同じ情報を持っています。つまり投資家全員がその会社がファンダメンタルズ的には割安であることを知っています。しかし誰も買っていないから今も割安のままなのです。

つまり皆、数字上は割安だが、将来性がないなどの理由で本質的に割安でない、つまり株価が上がらないということを知っているのです。そういう銘柄は長期間に渡って株価が低迷して、数字上は割安であり続ける傾向が強いです。

こういう銘柄に投資しても高いパフォーマンスは得られないと考えています。唯一チャンスがあるとすれば、業界での優位性を持っていたり成長性があったりするものの、不祥事や特損などによって一時的に株価が売られまくる時でしょうか。空売りや狼狽売りが重なり、必要以上に株が売られすぎた時に、割安になった時は買ってもいいかなーと思います。

仕手株に投資をする

これに手を出したら終わりです。私は初心者の頃に手を出して大損失をくらいました。

仕手株とは、ある集団や個人によって、巨額の投資資金で特定の銘柄の株価を意図的に操作された銘柄のことです。特段、株価が上がる要素がないのに突然株価が高騰する時があります。もしくはそんなに強い材料でもないのに、意味が分からないくらい株価が上がる訳です。

Twitterをはじめ、SNSではお祭り騒ぎになります。そういう銘柄は値段が吊り上げられているだけです。それほど価値がないにも関わらず、仕手筋による大量購入と、それに釣られて購入する一般投資家の買い注文によって値段が跳ね上がります。本来は価値がないため、仕手株は仕手筋が保有している株を売り出すと急激に株価が下がります。一般投資家も根拠なく買っていたので、一度崩れると皆いっきに売ります。本当に一瞬です。そして二度と株価が戻ることはありません。

これ、仕手筋が上手で、なんかもっと上がるのかなって思わせられるんですよね。毎日毎日連騰して、SNSでもお祭り騒ぎで、自分もそこに参加していると気分がいいんですよね。ギャンブルをしている時と同様の高揚感を味わえます。

仕手株!ダメ!絶対!

逆張りで投資をする

有名な大企業なのに、株価がずっと右肩下がりの銘柄ってありますよね。例えば半年チャートが下記のような銘柄など。

チャート

私はこういう銘柄を見たら、下がりすぎだからそのうち反発するだろうって考えて投資をしてしまっていました。”下がりすぎ”と言っても、別に何の基準も無い訳です。仮にPERが低いことを根拠にして下がりすぎと言っても、バリュー投資のパートで説明した通り、情報が可視化された現代において、その指標を基準にすることはあまり意味がないです。

下げ続けている銘柄は、その後もだいたい下げ続けることが多いです。私もそれで何度も損しました。今振り返ると「今まで下げ続けていた銘柄が、なぜ自分が購入したタイミングで都合よく上昇を始めるのか」という点について全く説明できない取引が多く恥ずかしい限りです。

確かに上手く予想が当たって、自分が買った後に反転して急上昇したら凄く嬉しいです。逆張りの怖さはこの気持ちよさです。

今は投資の目的を思い出すようにしています。投資の目的は気持ちよくなることではありません。お金を稼ぐことです。これさえ頭に入れておけば下がり続ける株に投資することはなくなりました。


今日は銘柄選定に関する失敗談でした。
最近、フォロワーさんの中に投資を始めて半年以内の方が多いため、特に初心者がやりがちなミスを中心に書いてみました。慣れてきた頃の失敗談も別で書ければと思います。

最後に

SaaS銘柄比較の記事と同様に有料noteも販売します。今回の有料noteは、上記内容と全く同じものです。

もし本記事が少しでも役に立ったと思われる方、今後も楽しみにしているよという方は、noteを購入する形で応援いただけると幸いです。皆さんの応援を励みに頑張っております。


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では引き続きよろしくお願いします。

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