【貯金好きな人必見】貯金が人生プランを台無しにするリスク

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貯金

皆さんは貯金は好きですか?
貯金が好きな人、好きとまでは言わないけど貯金をしないといけないと思っている人が大半じゃないでしょうか。日本人の貯金額の総額はなんと800兆円以上!金融資産の半分以上が貯金という驚くべき状態です。

そもそも私達はなぜ貯金をするのでしょうか。老後資金のため?子供の学費のため?親から「無駄遣いはするな。貯金をしなさい」と言われたから?

貯金が駄目だとは言いません。私も貯金はしています。
しかしその貯金があなたを将来豊かにするとは限りません。
その理由はいくつかありますが今日は2つ紹介します。

1.インフレ

皆さんはインフレという言葉をご存知でしょうか。
インフレとは物やサービスの値段があがることです。これは言い換えるとお金の価値が低下していると言えます。

例えばポテトチップスを買うことを想像してください。
今までは1袋100円で購入できていました。つまり100円とはポテチ1袋の価値があったのです。しかし、インフレの影響でポテチが1袋110円に値上がりするとどうなるでしょう。当然100円では買えないわけです。つまり日本円の価値が下がった訳です。

インフレを念頭に置いて貯金の話に戻しましょう。
例えば毎月3万円を30年間貯金するとします。30年後には1,080万円貯まります。しかし30年後の1,080万円は今と同じ価値でしょうか?

Consumar Price Index, U.S. Department of Laborより引用

これはインフレによって1ドルの価値が下がっていることを示す図です。1974年当時の1ドルは2000年には1/4程度の価値しかなくなっています。昔は10,000ドルで購入できた自動車が40,000ドル必要ということですから結構なインパクトですよね。

日本ではデフレが続いていたのでもう少し緩やかでしょう。しかし現在政府と日銀は「インフレ」を目指した政策を掲げています。物価は確実にあがっていきます。

2.税金

インフレと同じく税金も厄介な存在です。直近ですと消費税が8%→10%に増税されたことが記憶に新しいですね。消費税以外にも所得税や住民税、ガソリン税、酒税、固定資産税と様々な税金があります。

ちなみに2020年の日本人の租税負担率は26.5%、年金等の社会保険料を含めた国民負担率は44.6%です。所得の約半分を使えないと考えると恐ろしい数字ですね…。国民負担率は毎年上昇しており過去最高値を更新し続けています。今後も負担率は高くなっていくことが想像できます。

税金が高くなると資産にどう影響があるか考えてみます。わかりやすい消費税を例にあげてみましょう。

あなたは1,000万円の貯金があるとします。

消費税が10%のままだと約901万円分の買い物ができます。
消費税が15%になると約869万円分しか買い物ができません。
消費税が20%になると約833万円分しか買い物ができません。

図にするとこんな感じです。

先程紹介しましたインフレも考慮しますと更に酷いです。

仮に消費税が15%、物価の上昇率が20%の場合には、1,000万円を持っていても現在の価値で700万円弱の買い物しかできなくなってしまいます。

若いうちは所得も少ないです。そんな中で頑張って毎月貯金をしても価値はどんどん下がってしまいます。悲しい話ですがこれが現実です。

ではどうすればいいのか

仮にあなたが将来的に物価が下がると予想するのであれば貯金も立派な資産運用です。一方で物価が上がると予想するのであれば過度な貯金は愚かな選択です。老後の計画を大きく見直さなければいけなくなるでしょう。

具体的にどうすればいいのか。20代の独身者を想定して考えてみます。
20代の独身者であれば、6ヶ月分の生活費の貯金があれば十分だと考えています。仮に失業しても6ヶ月あれば次の働き口が見つかるでしょう。要は死なない程度の貯金額があれば十分な訳です。

そして超過分のお金は資産運用にまわすのがオススメです。
まずは難しいことは考えずに米国インデックスや世界経済に対して積立投資する形でいいでしょう。
数十年スパンで見た時に、世界や米国の経済は成長しています。それらに投資をすることで銀行の利息よりも遥かに高いリターンを見込めます。

かつ若い方は多くの時間を持っています。平均寿命から逆算するとあと50年近く生きますよね。そうすると複利という投資において非常に重要な武器をフル活用することができます。

そのテーマについては下記記事で詳細に書いていますので参考にしてください。
https://koxblog.com/funded-investment/

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