【米国株】SaaS・グロース銘柄の比較

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
時価総額











少し前に集中投資先銘柄の絞り込みをしていました。その際に調べた米国の時価総額10Bドル以下のSaaS銘柄、グロース銘柄について簡単にまとめてみました。基本的にテック銘柄が好きなので、コロナが追い風となっている企業が殆どです。

SaaSってなんなの?という方がいらっしゃれば、こちらの記事にて簡単に解説していますのでご覧ください。

今日は14社の売上成長率や今が買い時なのかのチェック、そして一部銘柄について具体的な解説をします。

米国のグロース企業に興味はあるけど

・どの観点で銘柄を選定すればいいのか分からない
・情報が少ないのでどういう企業なのか分からない
・割高な印象があって買い時が分からない

といった方にもご理解いただきやすいように解説しようと思います。

対象企業

時価総額

今日は上記14銘柄を検証しようと思います。
SHOPを除いて、いずれも時価総額が10B$以下です。ZIとLMNDは今年上場したばかりの銘柄ですが、個人的に好きなビジネスモデルのためリストアップしてみました。

SaaS、EC、ヘルスケアあたりをテーマに高成長を継続する銘柄を選んでリストアップしました。この14名柄以外にも私が知らないだけで、実は高成長の銘柄などもあると思いますので、もしオススメの銘柄がございましたら教えていただけると嬉しいです。(FSLYなど失念していた銘柄も多いです)

後述しますが今回調べていて思ったことは米国企業の成長率が圧倒的であり、株式市場の環境も非常によく、投資するなら基本的に米国企業が良いかもと再認識しました。具体的な数値をみていきましょう。

売上高と売上成長率

いつも言っていますが私は売上成長率を最重視します。売上こそが全てを癒し、継続的な成長の源泉であり、株価の上昇に繋がります。また、市場を独占して将来高収益体質に生まれ変わるためにも高い成長率は必須です。

では14社の売上高と売上成長率をみてみましょう。

売上成長率

総じて売上成長率がえげつないほど高いですね。SHOPやZMのような規模の事業でも2倍以上の成長を果たしているのは圧巻です。コロナの追い風もあると思いますが、やはり米国企業の経営陣や従業員の優秀さ、プロダクトの秀逸さ、そしてグローバル展開があってこそ実現できている数字かと思います。

・経営陣の優秀さ、プロダクトの秀逸さ
優秀な人間がどんどん起業する、そしてそれに投資するエコシステムが完成していることが大きな要因かと思います。優秀な1万人が良いと思った事業を立ち上げて沢山の資金を元に経営する環境と、優秀な100人が良いと思った事業を立ち上げて少しの資金を元に経営する環境だと歴然の差ですので。

・グローバル展開
米国企業はグローバル展開する企業が非常に多いです。理由は世界共通語の英語を使ったサービス展開、プロダクトの秀逸さ、潤沢な資金などがあるかと思っています。

あとはビジネスを成功させるための難易度の話なのかと。
超ハードモードの米国市場で勝ち残ったプロダクトで世界展開するのと、ハードモードやイージーモードの国で出来たサービスで上位モードの米国に進出することの違いだと認識しています。(難易度=競争の激しさなど)

PSR

PSRとはPrice to Sales Ratioの略称で和訳は株価売上高倍率と呼ばれます。一般的に割高判断にあたってはPERを用いますが、グロース銘柄には適さないケースが殆どです。グロース企業は粗利の殆どを採用費やマーケティング費に使い営業利益を残さない傾向にあります。利益を出して税金を支払ったり配当金を出すより事業成長に資金を使うことを優先するためです。(だからこそ高成長を実現できる)

特に米国企業ではこの傾向が顕著です。余談ですが、米国VCが赤字SaaS企業に投資する際の40%ルールという指標も有名です。興味がある方は調べてみてください。

さて、下記が各社のPSRです。

PSR

一時期より少し落ち着いた企業もありますが、全体的にはやや割高感が否めないのが事実です。CRWDやPTONあたりは割と良いんじゃ無いかなーと思っております。

年初来株価騰落

最後に各銘柄が年初来どの程度の値動きをしているのかみてみましょう。
※ZIとLMNDは上場来の数字

年初来株価騰落

平気で2倍、3倍という数字を叩き出している企業が多いですね笑
問題はこのレベルの上昇率をいつまで維持できるかでしょうか。あくまでも個人的な見解ですが、先日弱気相場の終了が確認されたばかりですので、今後強気相場になるにつれて、まだまだ維持されるのではないかと読んでおります。

一時期ほどのSaaS、グロース銘柄に対するイケイケ感はなく、むしろ警戒感も強まっていることも事実です。一方で、結局どこに投資するの?と聞かれた時に投資先は割と限られてきたというのが所感です。(GAFAMやNVIDIA、Tesla、そしてグロース銘柄など一部銘柄)

勿論、割高なので下落リスクはあります。リスクとリターンを各自で見極めて投資判断いただくと良いかと思います。

特定銘柄の紹介

一部銘柄の紹介をします。私の保有銘柄の買い煽りではないですよ笑

Datadog

データドッグは監視・分析プラットフォームをSaaSで提供しています。
インフラ監視やアプリケーションのパフォーマンス監視、ログ管理などを統合・自動化し、顧客のテクノロジースタックを監視できるツールです。
特にUXに優れたダッシュボードや高度な分析ができることが強みだそうです。

・売上高成長率
 YoYで68%増加しています。前年同期はYoY82%なのでやや鈍化。
・売上総利益率
 YoYで80%増加しています。前年同期はYoY75%なのでGood。
・営業利益
 1,500万ドル。500万ドルの損失から増加
 営業利益率は-7%から+11%と増加
・顧客
 ARRが10万ドル以上の顧客は1,015社。1年前の594社から71%増加。
 これらの顧客が収益の75%を占めている。

CrowdStrike

クラウドストライクはSaaSサービスを提供するサイバーセキュリティ・テクノロジー企業です。クラウド上で顧客の会社内で発生したセキュリティ事例を管理しています。そのため1社でインシデントが発生した際には、他のクライアント企業にも即座にアナウンスして、同種のインシデントの防衛対策ができることが強みです。

・ARR
 2020年4月30日の時点でのARRは前年比88%増加し6億8610万ドル。
・顧客
 直近の四半期に830社の新規契約顧客が純増となり、2020年4月30日時点の契約顧客数は6,261社(前年比105%増)

Peloton Interactive

ペロトンはフィットネス、ワークアウトのオンラインビジネスを展開しています。顧客はまずトレーニング器具を買います。そして月額課金をすることでオンラインに接続して、友人やソーシャルとワークアウトの結果を競い合うなどのサービスを受けることができます。コロナの影響でジムが閉鎖されている現下において会員数が非常に増えていることが特徴です。

コロナが終息した後も、会員が有料サービスを継続するかが肝だと思いますが、コロナ前から着実に事業は成長しており解約率も低く推移しているため、極端に解約率が跳ね上がるということはないと予想しています。

個人的にもわざわざジムに行くのは面倒なのでジム付きのマンションを探しているくらいです。一度Pelotonの体験をしてしまうと、ライトなジムユーザーは解約できないのではないかと思ってしまいます。


以上です。
米国10Bドル以下のグロース銘柄の特集はいかがでしたか?皆さんのお役に立てれば嬉しいです。下記はいつものお願い事項となります。

https://twitter.com/Kosukeitou/status/1292430776101826561?s=20

アンケートの結果、約半数の方が「お金を払ってもいいよ」と仰って頂けましたので試験的に有料noteを販売させていただいております。

もし本記事が少しでも役に立ったと思われる方は、投げ銭的に有料noteの購入をいただけますと幸いです。(noteの内容は本記事と同じ内容です。購入は皆様の善意にお任せしております)

有料noteは下記リンクからご購入ください。
https://note.com/kosu2020/n/nffc9a167aaf4

よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。