株式投資におけるリスクとの上手な付き合い方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
チャート

投資をする中でリスクマネジメントは非常に重要です。下手な方は過剰なリスクを取って破滅したり、適切なリスクをとれずに利益を出せません。この記事ではリスクとの上手な付き合い方について解説します。

先日、友人と話をしていたらこんな話がありました。

友人A「ローリスク・ハイリターンの銘柄はないかな」
友人B「そんな都合いい銘柄ないだろ」
友人A「じゃあミドルリスク・ハイリターンの銘柄でも・・・」

皆さんはローリスク・ハイリターンな取引ってあると思いますか?

リスクとは何か

そもそもリスクとは何か考えたことはありますか?

Wikipediaによると「リスク (英: risk)とは、将来のいずれかの時において何か悪い事象が起こる可能性をいう」とのことです。

何か悪い事象が起こる可能性。
この「何か悪い事象」というものが厄介です。その悪い事象がどの程度の悪い事象なのか、いつどれくらいの発生確率で起こるのか。これが分からないと正しくリスクを理解できないですよね。この「不確実性」こそが投資における真のリスクだと考えています。

この不確実性(リスク)をどうやって抑えるのかがポイントです。

リスクを抑える考え方

下記のチャートをご覧ください。株価がかなり乱高下していますね。皆さんはこのチャートからどんな印象を受けるでしょうか。チャートだけ見るとハイリスクですよね。今すぐ購入したいと思いませんよね。

チャート

次に下記チャートをご覧ください。

チャート

綺麗な右肩上がりですね。
実は1枚目と2枚目は同じキーエンスのチャートです。それぞれ異なる期間のチャートを切り取りました。

1枚目:2010年1〜2011年4月
2枚目:2010年1月〜2020年3月

1枚目の短期視点で見た時はハイリスクな銘柄に見えたかもしれません。しかし、2010年にキーエンスの未来を予測できたとしたら、そのタイミングで株を購入することはローリスク・ハイリターンな取引ですよね。

このように時間軸を長く取って、その企業が成長するのかを判断することで、短期的にはハイリスクであったとしても、長期的にはローリスク・ハイリターンな取引が実現できます。

これがグロース投資の醍醐味だと考えています。
規模が小さな企業への投資はハイリスクと言われることもありますが、私からすれば見極めさえできればローリスクです。そして成長余地が大きい分、ハイリターンが狙えます。
一方で、大企業で成長余地が少ない企業はローリスクと言われますが、業態によっては不確実性が高くハイリスク、かつローリターンです。


ただしグロース投資においては「成長する株の見極め」が大事になってきます。見極める上でのヒントを『成長銘柄を見極める3つのコツ』という記事に書いていますので是非参考にしてください。

ハイリスク投資はオススメしない

最後に投資を初めてすぐの方向けのメッセージです。
人様の投資方針に口出しをするつもりはないのですが、損する可能性が非常に高いので老婆心ながらメッセージとして書きます。

ハイリスクな銘柄、つまり不確実性が高い銘柄への投資、特にそういう銘柄の短期トレードは難易度が高いです。その道数十年のトレードのプロ達としのぎを削ることになります。

独自のデータ解析をして、勝てるパターンを見つけたら別です。他社には不確実性が高く見えても、その人にとっては不確実性が低い訳ですから。ただし、そこまでの根拠を持っていますか?その銘柄が絶対に上がると言える確かな根拠がありますか?

なくても1回や2回なら運良く勝てるかもしれません。しかし何度も繰り返すことで確率は収束します。トータルで大きく負ける人が殆どです。毎年、殆どの個人投資家が損失を出し、退場していきます。このブログの読者にはそうなってほしくありません。

是非、リスクと上手に付き合い、今後投資で利益を出し続けてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。