【質問回答】ポートフォリオ公開、銘柄選定基準について

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最近、いくつかのご質問を頂きましたので、それらへの回答内容を共有させていただくとともに、今後の質問の受付方法について整理させて頂きます。

質問への回答

ポートフォリオについて

私のポートフォリオについての質問が最も多かったです。「ポートフォリオを知りたい」という質問や、「なぜそのポートフォリオを組んでいるのか」という質問などをいただいております。

隠す必要もないので公開させて頂こうかと思います。
1$=107円、2020年7月24日時点の株価で算出しております。

PF

構成比率が1%以下の銘柄についてはその他にまとめています。
総額は約5.2億円。最近はやや現金比率を増やしています。現金を抜いたポートフォリオは以下の通りです。

PF(現金なし)

23社、3本のETFに投資をしています。先日こちらでも書いた通り、最近は分散投資にチャレンジしています。

現在、エムスリー、Amazonの2銘柄で全体の約1/3を占めています。日本株と米国株の比率はほぼ1:1です。これは狙ったわけではなく、利確・損切りなどを進めていたら自然とこの比率になっていました。

自分で決めた通り損失が15%出たら機械的に損切りします。逆に利益が出たら段階的に利確をしています。なので常に一定の現金が手元にあります。その現金を使って有望な銘柄が出たら投資、もしくは既存銘柄に追加投資を繰り返すようにしています。

上記銘柄を買ったの理由は「事業が伸び続けている」かつ「今後も伸び続けそう」だからです。それらの判断基準についても良くご質問頂いていたので下記にて紹介します。

銘柄選定方法について

銘柄選定

銘柄の選定基準や、限られた資金の場合どのように優先順位をつけるのかといった質問も良く頂きます。いくつかの観点で見ておりますので下記にて解説しますね。

■前提

まず目線を揃えたいと思います。私の投資スタイルはキャピタルゲイン狙いです。インカムゲインはおまけです。なのでここではキャピタルゲインで利益を出すための銘柄選定方法について解説します。

1.売り上げ成長率

最も重要視しているのは売り上げ成長率です。利益を作ることは簡単ですが、売り上げを作ることは非常に難しいです。毎年、凄い勢いで売り上げを伸ばしている企業の株は猛烈な勢いで上昇を続けます。

上記の動きは近年は特に顕著です。私の考察ですが、理由として世界的に winner takes all なビジネス構造に変化していることが背景にあると思います。昔は優れた製品を作っても、市場シェアを独占することは殆どなかったです。

しかし現代では、QR決済然り、ECプラットフォーム然り、どこの領域でもトップシェアを握る企業が市場を独占・寡占する構造になっています。独占・寡占してから利益率を改善することは比較的容易です。そのため売り上げ成長率が高い企業は、将来的に市場を独占して大きな利益を出すのではないかという期待が高まり、多くの投資家の資金が集中する傾向にあります。

そのため売り上げ成長率が高い企業に投資するということは、言い換えると将来的に市場を独占できる可能性がある企業に投資をするということです。
ちなみに私はいくら売り上げ成長率が高くても、消費財など市場を独占できない商材の企業には投資しません。この観点は次に紹介する粘着性の観点でも補足します。

2.サービスの粘着性

粘着性とはそのサービスに対して、顧客はどの程度依存するのかという意味で使っています。ちなみに精神的な依存ではなく、物理的に依存、つまり日常生活にあたってインフラ、必需品になれるかが論点です。

例えばSlackがイメージしやすいでしょうか。Slackは業務用のコミュニケーションツールでして、UIの良さが抜群でユーザー数が急激に伸びています。
特にプロダクトとして秀逸な点はAPI連携ができることだと思います。API連携可能とは簡単に言うと、外部サービスと連携できますよって話なんですが、これが強烈です。

多数の外部サービスと連携すると、他社サービスに切り替えるコストがとても増えます。そうするとユーザーは、多少価格が安かったり、使い勝手が良いサービスが出てきても簡単に切替ができないです。そのためSlackの解約率は非常に低く、これが成長の源泉になっています。

逆にクックパッドを想像してみてください。最近はクラシルや、YouTuberにシェアを奪われていますよね。ユーザーからすれば、クックパッドから他サービスに切り替えるコストがないため、良いサービスがあれば簡単に切り替えます。

覚えて頂きたいことは、どんなに良いサービスを作っても、いつか必ずもっといいサービスが開発されるということです。しかしそれまでにユーザーの依存度を高めておけば、乗り換えられずに済みます。結果、新サービスの参入はない、仮に参入されても売り上げが上がらず撤退。そのサービスはずっと安泰ということです。

3.EPS

上記2点に加えてEPSが増え続けているかも確認します。
ただし、まだ事業規模が小さく、広告費や積極的な採用を通して売り上げを伸ばすタイミングでは、売り上げが爆発的に伸びていれば無視しても大丈夫です。

1点注意としてはEPSが高い必要はないです。創業が古く、利益があがる仕組みが出来上がっている企業はEPSも高くでるからです。現時点で高いか低いかではなく、EPSが伸び続けているかが重要です。

4.独占できるか

前述の通り市場を独占できると非常に高い利益を生むことができます。一方で独占できるかはビジネスモデルやサービスの性質によって変わります。

色々な観点で見る必要がありますが、例えばネットワーク構築の観点もその一つです。
AirbnbとUberをイメージしてください。
Airbnbは民泊のプラットフォーム、Uberはタクシー配送のプラットフォームです。

Airbnbは最初から世界の各都市間のネットワーク構築を前提としたビジネスです。東京在住の方が東京にいる時にAirbnbを使うシーンを想像してみてください。

  1. 海外旅行の際に泊まる部屋を探す
  2. 国内旅行の際に泊まる部屋を探す
  3. 都内で友人とパーティーをする場所を探す

大凡この3パターンに分類されます。
Airbnbは最初から複数の都市間でのネットワークを構築することを前提として事業運営を行っています。実現難易度は高いですが、一度構築してしまえば高い参入障壁になるため他社が参入してこなくなります。これで独占する準備が整いましたね。

一方で東京在住の方が東京にいる時にUberを使うシーンを想像してみてください。恐らく目的は下記1つでしょう。

  1. 首都圏での移動を目的にタクシーを探す

一つの都市内での利用が前提ですので、東京のネットワークと、NYのネットワークはシナジーを生みません。従って、各都市のネットワークを一つずつ順番に構築していく必要があります。
結果、米国でUberを定着させている間に、東南アジアではGrabが流行ってしまい世界市場を独占することはできませんでした。

5.市場規模

投資先企業が事業展開している市場規模の大きさは非常に重要です。
仮に市場規模が100億であれば、独占できたとしても利益も小さいため、株価もそこまで大きく値上がりません。顕在市場でなくとも、潜在市場が大きければ良いです。大きな市場を独占できるかもしれないという期待値で株価は上昇しますので。

6.トレンド

トレンドに乗っている銘柄であれば尚良いです。
何が今のトレンドなのか、今後どのトレンドが来るのかを調べる時には政府や省庁、各領域のトッププレイヤーの言動を見ながら判断しています。下記のTweetでも記載しておりますのでご参照ください。

7.経営者

創業経営者なのか、雇われ社長なのかは結構重要視します。
私は断然、創業経営者の会社へ投資します。経営者が創業者であることのメリットとデメリットは双方書ききれないほどありますが、圧倒的にメリットが勝っていると考えています。

曖昧な記憶で恐縮ですが、確か創業経営者の会社の方がリターンが高いという分析結果も出ていたような….。(誰かご存知であれば教えてください)

質問の受付方法について

フォロワーさんから「質問はどのようにすればいいか」とお問い合わせを頂きました。結論から言うと私でお役に立てるのであればどんな質問方法でも結構です。

あえて整理させて頂くとすれば以下の通りです。

1.リプ欄
そのTweet内容に関係する内容はリプ欄でご質問頂けますと質問の文脈も理解しやすいので助かります。

2.Peing
先程Peingの質問箱を作成しました。
もしTweet内容と関係ない内容の場合は、こちらからご質問頂く方がいいかもしれません。

3.DM
込み入った内容の質問や相談など、他の方に見られたくない内容あればDMでも結構です。

ただ、繰り返しになりますが、私はどんな方法でも大丈夫です。みなさんが質問しやすい形でご質問頂ければと思います。(雑談とかの絡みも大歓迎です笑)

以上です!
他にも何か気になることあれば気軽にご連絡ください。お待ちしておりますー!

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