老後資金1億円を投資で作る方法

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比較

大卒正社員の生涯年収は2億円と言われています。しかし、正しい金融リテラシーさえ身につければ、毎月無理な額の貯金無しに1億円程度のお金は作れてしまいます。今日は1億円の資産を作るための具体的な方法について解説します。

あの天才アインシュタインが言ったそうです。「人類最大の発明は複利である」と。

複利とは

複利とは利息の計算方法のことです。元本に対してついた利息を、再度元本に組み入れることで、利息に更に利息がつきます。
逆に当初の元本に対してのみ、利息が計算される方法を単利と呼びます。

これら2つの違いを例を用いて見てみましょう。

▼条件
・元本:100万円
・利息:月8%
・運用期間:24ヶ月

複利と単利

単利は毎月8万円ずつ増えていくので一本線です。しかし、複利は初月の利息8万円にも8%の利息がつくため2ヶ月目には86,400円の利息が発生します。そのため雪だるま式に増えていくのが特徴です。

この複利を資産運用に取り入れることで1億円を作ります。時間経過と共に大きなリターンを生むため特に若い世代は大きなリターンを狙うことができます。

資産運用

では複利の考え方を投資に取り込んでみます。S&P500の過去30年の運用成績は年間9.89%です。仮に今後も同じ運用成績を残せると仮定していくつかのパターンで計算してみます。

※S&P500=アメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な米国企業500銘柄の株価を基に算出されます。


▼放置プレイパターン
・初期投資額:100万円
・リターン:年間9.89%
・運用期間:22歳~60歳の38年間

S&P運用

22歳の時に用意した100万円が60歳の時には3,276万円まで増えました。昔から投資リテラシーを教育していれば、老後2,000万円問題なんて起こらなかったわけです。

▼コツコツ積立パターン①
・初期投資額:10万円
・積立:年間36万円(月3万)
・リターン:年間9.89%
・運用期間:22歳~60歳の38年間

S&P積立運用1

驚きの1.3億円に到達。初期投資額と38年間の積立額を合計した元本は1,342万円なので約10倍のリターンですね。これが冒頭触れた「1億円作るの余裕」という根拠です。
実際は運用経費や利確時の課税があるため手元に残る額はもう少し減りますが、初期投資額や積立額を少し増やすだけで1億円が手元に残るようになるでしょう。

月3万円は厳しいという方向けに、初期5万円、月1万円のシミュレーションも作ってみました。


▼コツコツ積立パターン②
・初期投資額:5万円
・積立:年間12万円(月1万)
・リターン:年間9.89%
・運用期間:22歳~60歳の38年間

S&P積立運用2

元本449万円に対して評価額は4,399万円です。十分でしょう。
最後に貯金をした場合と比較しましょう。

▼コツコツ貯金パターン
・初期貯蓄額:5万円
・貯金:年間12万円(月1万)
・利息:年0.002%
・貯金期間:22歳~60歳の38年間

貯金

やばい。線が重なって見えない。
元本449万円に対して、38年間の累計利息は1,725円でした。


いずれも過去の数字を参考にしたシミュレーションです。今後、運用成績が上にも下にも触れることがあるでしょう。投資はあくまでも自己責任で行って頂くようお願いします。
しかし、人生設計も自己責任です。インフレリスク等について考えずに貯金だけしているのも非常に怖い話だと思います。

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